ファンダメンタルズ プログラムは、科学者と美術家が互いにペアを組んで交流し、そのプロセスを広く一般と共有することで、新たな文化が生まれることを期待し、参加者を公募しています。本プログラムは、3月末までに約40名までの申込を受け付け、応募者多数の場合は、面談/互選を実施する予定です。
応募期間:2023年3月1日(水)ー3月31日(金)
【お知らせ】
ファンダメンタルズ バザールの開催日を決定しました。7月8日(土)ー9日(日)(3月20日追記)
ファンダメンタルズ バザール 2022の記録映像について、公募期間限定公開しました。
(3月20日追記)
【アジェンダ】
参加要項
フロー
申し込み
現在交流中の美術家・科学者
運営
ファンダメンタルズ プログラムとは
以下3点により、科学・アート・社会を新たに結びつけ直し、各領域を活性化させること、それが新たな文化を形成することを目指すのがファンダメンタルズ プログラムです。
(0) 真理を求める科学者と、個別具体の経験から思考する美術家。両者を【ファンダメンタル(基本、根本、原理)を追うことを行う人たち】という意味で"ファンダメンタルズ"と呼ぶ。両者が個人として共に基底にたったとき、普遍の生成への道筋が拓けると考える。
(1) このプログラムに参加することで、様々な分野の科学者と美術家に、当面はわからない、辿り着けないこと( 普遍) を希求する機会を提供する。
(2) 個人を基盤に置いた、科学と美術を普遍を通じてつなぐ試みを広く一般に拓くことにより、科学とアートと社会を新たに繋ぎなおす。
(3) (1)と(2)のための汎用的な仕組みを実践的に生成、広く共有していく 美術家と科学者の
ペアリングについての指標
交流モデル
交流プラットフォーム及びコミュニティの形成
社会との交流モデル
参加要項
参加資格
以下を全て満たす方
ペア形成プログラム「ファンダメンタルズ バザール」両日(7月8日(土)-9日(日)に確定しました*)における全プログラムに参加可能な方。*3月20日追記
応募者多数の場合に開催される互選会(2023年4月9日(日)13:00-17:00)に参加可能な方。
プログラム遂行に必要な様々な用務に積極的にご参加をいただける方
本プログラムは一定の経験(キャリア)を積んだ専門家を対象とします。
科学者は
科学分野(社会科学・人文科学も含む)で研究をされている方
基本的には研究機関に所属している方
科研費等外部資金獲得経験のある方(学生は不可)
美術家は
現代美術およびそれに近いジャンルで活動している方
継続して5年以上作品を公の場で発表されている方
募集人数
科学者10名、アーティスト10名程度(申込多数の場合は互選を行います)
参加費
無料
原則補助金・制作費・旅費は支給いたしません
申込み方法
ファンダメンタルズ プログラムについて確認の上、下記申込フォームから
必要事項を記入の上送信してください
同意書をダウンロードの上サインをして送信してください
互選用資料(A4サイズ2pまで、様式自由。応募者全員で共有)を送信してください。
美術家の方は作品画像10点までを1つのpdfファイルにまとめたもの(ファイルサイズは20MBまで)、CV(A4サイズ3p程度まで)を合わせて送信してください
申込み締切
3月31日(金)23:59
フロー

応募/指名:3月
応募時に、希望するパートナーの活動領域を、3ー5つ指定してください。美術家の方は、こちらの一部のJACSTメンバーが所属する機関とそのコンテンツのリスト(54機関、273コンテンツ)などを参考にしてください。
面談1/互選:4月
応募者多数の場合は、全員集まっての互選会*をオンライン開催。
(互選会前)事務局が互選用資料を応募者全員に送付。応募者は所定のフォームを利用して全員分質問/コメントを送付。
(互選会当日)持ち時間5分で、質問に回答
(互選会終了後)投票を実施。得票数の多い方は「バザール」にてパートナー候補と交流する。ただし漏れた方にも制限はあるが交流の機会は提供されます。
*確かに選考の機会ではあるのですが、選考というよりは、ご自身の活動についてフラットで多様なフィードバックを得られる珍しい機会と捉えていただければと思います。
事務局が応募者と個々にオンラインで面談を行います。パートナーの要望について伺います。
科学者/美術家をコーディネート:5月
面談を元に、事務局が応募者1名につきパートナー候補を3-4名程度コーディネートします
「ファンダメンタルズ バザール」:7月8日(土)-9日(日) (日程確定しました。3月20日追記)
対面形式で開催する交流イベント。プログラムは、a)紙とペンだけのプレゼンテーション、b)哲学研究者を介した交流、c)パートナー候補同士の直接的な対話による交流の3つから構成されます。一部一般公開あり。
パートナーの決定:7月
バザール参加者に事務局がマッチングの可否を通知します
面談2:6月/7月
マッチングが成立した場合、運営から担当がつきます。担当立ち会いのもと組ごとに面談を行い、今後の交流の方針を決めていきます
交流
形成されたペアは、自主的・自律的に交流を行います。交流のサポートして以下のプログラムを実施します。
「ファンダメンタルズ ルーム」:イベントのない月の最終水曜日
ぺアの交流促進に加えて、ペア以外の参加者同士の交流の機会を作るため、毎月1回オンラインで開催する1-2時間ほどの交流会。参加者からも対話のテーマを募りながら開催します。
「ファンダメンタルズ パーク」:9月、及び2024年3月の2回
ペアが成立した科学者とアーティストの交流の進捗共有と情報交換を行うため、年2-3回、オンラインにて定期開催します。
第三の視点を導入するため、哲学研究者も参加し、話題提供、意見交換等を行います。
「ファンダメンタルズ フェス」: 2023年12月16日(土)-27日(日)*、東京大学駒場博物館+駒場小空間
交流中の科学者とアーティストの交流の途中経過を、口頭発表と、資料等(作品を含む)の展示を通じ、社会と共有するための展覧会に似た形式で開催するイベントです。*3月20日変更
面談3:2024年3月
運営立ち会いのもと組ごとに面談を行い、この1年の振り返りと次年度継続の有無、次年度の交流の仕方について設計します。
留意事項
プログラムの円滑な運用の観点から、面談の前及び後で、事務局が審査を行うことがあります。その場合は結果を速やかに通知しますが、審査の経緯、結果に関する個別のお問合せは受け付けいたしません。あらかじめご了承ください。
必ずしもご要望いただいたパートナーをコーディネートできるとは限りません。ご要望に沿えない場合は、個別に相談させていただきます
開催時の状況により実施方法の変更、延期の可能性があります
申し込み
現在交流中の科学者・美術家
当初想像していた以上に、フラットに交流ができ、アーティストとは異なる視点から世界をみている科学者と、今回のような形で対話ができたことはとても有意義だった。(美術)
アーティスト・サイエンティストの間で、上辺だけでなく突っ込んだ交流を密に取らせてもらうプログラムになっていて、とても充実した経験をさせていただいています。(科学)
参加前は不安だらけでしたが、実際に参加してみると大変刺激的で、あっというまの二日間でした(科学)
対話が始まってから、時間を忘れるほどイベントに没入していました。(美術)
今年度のプログラム開催予定*
一般公開(一部)
ファンダメンタルズ バザール2023:7月8日(土)ー9日(日)**, 東京都内
ファンダメンタルズ フェス:12月16日(土)ー27日(日)**, 東京大学駒場博物館+東京大学駒場小空間
**3月20日追記
非公開
ファンダメンタルズ パーク:(6月)、9月、3月, オンライン/ハイブリッド
ファンダメンタルズ ルーム:原則毎月最終水曜日, オンライン
*開催時の状況により変更になる可能性があります
これまでに実施した一般公開イベント
2022/12/24-25, 「ファンダメンタルズ フェスmini 2022」, 東京大学駒場小空間
2022/7/23-24, 「ファンダメンタルズバザール 2022」, 東京大学駒場小空間
2022/3/19-25, 「ファンダメンタルズ フェスmini」, JR上野駅 13 番線ホーム
2021/6/5-6, 「ファンダメンタルズバザール」, 日本科学未来館
2020/8-2021/6, ファンダメンタルズトーク, オンライン開催
運営
主催:ファンダメンタルズ プログラム
共催:科学技術広報研究会(JACST)隣接領域と連携した広報業務部会
任意団体「ファンダメンタルズ プログラム」は、科学技術広報研究会(JACST )ーー全国約130箇所の科学・技術の研究機関や大学などに所属する約200名の広報担当者が集まるインデペンデントな互助組織ーー内の隣接領域と連携した広報業務部会の部会員と、ファンダメンタルズ プログラム参加の有志アーティスト等で構成される。