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「ファンダメンタルズ バザール2025」を開催/参加科学者・アーティスト決定

  • ファンダメンタルズ プログラム運営
  • 6月4日
  • 読了時間: 4分

更新日:11 分前




今年で4回目となる「ファンダメンタルズ バザール 2025」を開催します。主に公募で集まった科学者とアーティスト19名が、2日間、複数の形式で交流し、2日目を一般公開します(オンサイトのみ)。記録映像を7月に期間限定で公開の予定です。


参加する科学者6名、アーティスト13名が決定しました。

今年もアーティストの応募が多かったため、応募したアーティスト全員が相互に推薦しあう互薦会を開催、13名を決定しました。選出から漏れたアーティスト(一部)は、バザールに限定的な形で参加します。


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一見すると真逆に見える科学者とアーティスト。しかし、何か普遍に通じるものを追究するという点で両者は等しいのだ。彼らをファンダメンタルズと呼ぼう。




「科学」や「現代美術」と聞くと、ちょっと遠い世界の話に感じるかもしれません。でもそれは、彼らの活動の“完成された結果”だけを見ているからかもしれません。本当は、その過程にこそ秘密がある。何かを探し、考え、誰かと話しながら、まだ言葉にならないものを手探りで形にしていく。その「始まり」をのぞけるイベントが、ファンダメンタルズ・バザール2025です。


このイベントには、全国から集まった科学者6名とアーティスト13名が参加します。そしてもう一人、科学とアートの対話をつなぐ哲学研究者3名が加わります。3種類の人たちは、初対面のまま90分間の対話に挑みます。どこにたどり着くかはわかりません。でもその「わからなさ」こそが、なにか大事なことのはじまりかもしれないのです。


彼らは自分の探究に真剣なので、観客にわかりやすく説明しようとはしません。だから、話の内容がすぐには理解できないこともあります。でも、だからこそふとした言葉が、あなたにとって特別な「ひらめき」になるかもしれません。


この“わからない”を共有する場は、みんなに開かれています。科学に興味がある人、美術に興味がある人はもちろん、将来の進路を考えている人にも、まだ何が好きかわからない人にも、きっと新しい視点が得られる時間になるはずです。

気軽に、でもちょっとだけ真剣に。あなたの問いの種を、見つけに来てみませんか?



開催概要


ファンダメンタルズ バザール 2025

日時:6/22(日)10:00-16:00

会場:山口情報芸術センター(山口県山口市)

主催:ファンダメンタルズ プログラム

共催:山口情報芸術センター(YCAM)、科学技術広報研究会(JACST)隣接領域と連携した広報業務部会


ファンダメンタルズ バザール 2025 来場者説明会【終了】

日時:6/6(金)18:00-19:00

会場:山口大学 生協FAVO内 多目的ルーム / オンライン

参加申込:こちら(6/6 17:00締切)



2025年度 参加ファンダメンタルズ


科学者:

  • 一ノ瀬俊明都市環境学, 国立環境研究所 社会システム領域 シニア研究員/連携推進部 シニアリサーチアドミニストレーター

  • 北川智利(心理学, 立命館大学 BKC社系研究機構 招聘研究教員(教授)/吉賀心理学研究所 代表)

  • 坂井伸之(宇宙物理学、スポーツ物理学, 山口大学 創成科学研究科 教授

  • 杉井学(情報生物学, 山口大学 国際総合科学部 教授

  • 堀川裕加(物理化学, 山口大学 創成科学研究科 准教授

  • 堀部和也(生物科学, 理化学研究所 基礎科学特別研究員


アーティスト:


哲学研究者:

  • 石井雅巳(フランス哲学, 山口大学 講師)

  • 池松辰男(ドイツ哲学, 島根大学 教育学部社会科教育専攻 講師

  • 高木駿(美学, 北九州市立大学 基盤教育センター 准教授



参考


ファンダメンタルズ プログラムとは

任意団体「ファンダメンタルズ プログラム」は、科学技術広報研究会(JACST )ーー全国約130箇所の科学・技術の研究機関や大学などに所属する約200名の広報担当者が集まるインデペンデントな互助組織ーー内の隣接領域と連携した広報業務部会の部会員と、ファンダメンタルズ プログラム参加の有志アーティスト等で構成される。


お問い合わせ

ファンダメンタルズ プログラム 代表 坪井あや

E-mail:contact_at_fundamentalz.jp

*_at_を@に変更してください


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