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  • 長谷川麻子(ファンダメンタルズ プログラム)

2022年度ファンダメンタルズ ルームJanuaryを開催しました

更新日:2023年5月8日

2023年最初のイベントとして、お正月最終水曜日1月25日19:00から20:00にかけて、

オンライン非公開でファンダメンタルズ ルームJanuaryを開催しました。


このイベントは、ファンダメンタルズプログラム参加者を対象に、原則毎月最終水曜日に実施するもので、多様な背景を持つ人との対話を通じて自らの思考を省みつつ、ファンダメンタルに手を伸ばす(共通の正解/了解にたどりつこうとかではない)ことを目的としています。



5回目となる今回も、前回同様、事前に参加ファンダメンタルズから話題を募り、話題提供者が各ブレイクアウトルームをホストする形式で行いました。提出された話題は2つです。

  • 「生と死」

  • 「客観と主観のつりあい」


タイムライン

19:00- intro(10min): ホストからの話題説明、次年度フェス企画概要

19:10- session 1(20min):2-3名での対話

19:30- session 2(20min):2-3名での対話

19:50- closing(10min): 振り返り


参加者は、研究者3名、アーティスト11名の合計14名でした。



今回は、提供された話題2つのルームに加えて、次年度のフェス企画について意見交換できるルームを2つ設けました。また、新規のテーマで平日夜2時間議論は長いのではとの参加者からの感想もふまえ、各ブレイクアウトルームの会話の全体共有を省き、開催時間を1時間に短縮したショートバージョンとして実施しました。


クリスマスに開催したフェスminiにファンダメンタルズが集合してからちょうど一か月、2023年初のイベントだったためか参加者が多く、にぎやかな会となりました。各自の発言機会を確保するため、各ルームの定員を3名に限定、2回のセッションでメンバーを入れ替える形式をとったことで、限られた時間ながら多様な考え方に触れる機会となったことがうかがえました。

  • 2つのテーマとも、直接話をきいてよかった。自分でもこの後、考えてみたいと思います(アーティスト)

  • 生物にとって死は生の一部と考えていますが、人間だけは別枠で考えてしまいます。生と死を行き来するという視点に驚きました(科学者)

  • 生と死はテーマとして大きくまた抽象的ではあるけれど、ルーム内では具体的な皆さんの哲学をお伺いすることができた(科学者)

  • 生と死や、主観と客観といった抽象性の高いテーマでそれぞれの異なる意見が聴けた(アーティスト)

  • 生と死に関しては、アーティストでも多様な考えがあり、尽きないテーマだと思うので、また別の機会に意見交換できたら(アーティスト)

  • 自分が普段言語化しない問いに向き合う機会となりました(アーティスト)

  • 少し駆け足でしたが、1時間、参加しやすいです(アーティスト)

  • 久しぶりでしたが、落ち着いて参加できました(アーティスト)

  • 終わりがあるから、良いのかもしれない(科学者)


「生と死」とともに「主観と客観」も、ルームで継続的に取り上げられ、ファンダメンタルズ達によって活発に対話が行われるテーマです。今後、交流のなかで、あるいは作品という形で、もっと広い領域の皆さんとの議論に開かれていくような気がします。


今回の形式が好評でしたので、次回もこの形式で、来月2月22日(水)に非公開で開催予定です。






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