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5/30オンライン開催 「ファンダメンタルズ トーク vol.10 自然の「恵み」と「災い」の関係を考える〜気候変動時代の防災減災」

更新日:6月14日

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第10回目となる今回は、生態学・陸水学の専門家をお招きし、気候変動時代の防災減災について伺います。

主に科学分野の研究者、現代美術分野のアーティスト、そして一般の皆様を対象にしたオンライン連続セミナー「ファンダメンタルズ トーク」は、科学者と美術家の交流イベント「ファンダメンタルズ バザール」当日の交流をより深いものとすることを目的に、全11回、月に1度実施してゆきます。人文・美術分野の専門家を招聘して科学の本質や美術の本質にまつわる多様な視点を提供する包括シリーズと、隣接部会のメンバーが所属する研究機関の研究者が自身の研究内容を伝えるサイエンスシリーズを、交互に実施します。

なお、ファンダメンタルズ トークはファンダメンタルズ バザールの説明会を兼ねています。是非お気軽に質問をお寄せください。


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スピーカー

吉田丈人 (よしだ・たけひと)

総合地球環境学研究所・東京大学大学院総合文化研究科 准教授。生態学や陸水学が専門で、生物の多様性や複雑性を解き明かす研究と、生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)など人と自然のかかわりに関する研究に取り組んでいる。主な編著書に、『実践版!グリーンインフラ』(日経BP)、『地域の歴史から学ぶ災害対応:比良山麓の伝統知・地域知』(総合地球環境学研究所)、『シリーズ現代の生態学6:感染症の生態学』(共立出版)がある。

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モデレータ:岡田小枝子(JACST隣接領域と連携した広報業務部会/人間文化研究機構総合地球環境学研究所 広報室 准教授)

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テーマ

河川の氾濫による浸水や土砂災害などの自然災害が、近年頻繁に発生しています。気候変動の影響が拡大しつつあると懸念されており、自然災害へのより良い適応が社会に求められています。一方、日本の多くの地域社会では、人口減少と少子高齢化の問題が進行しています。しかし人口減少は、災害が起こりやすい場所の土地利用を、市街地などの集約的な利用から、自然や半自然の生態系としての利用に見直すことができるチャンスもつくります。

 自然災害リスクは、ハザード(気象条件など)と曝露(土地利用によってハザードに曝さらされる程度)と脆弱性(影響の受けやすさ)が組み合わさって発生します。土地利用を見直すことで災害ハザードへの曝露を下げれば、自然災害のリスクを低く抑えることが可能になります。生態系と生物多様性がもたらす多様な恵みを活かしながら同時に防災減災することは、生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)と呼ばれ、地域社会の持続可能性にとってますます重要になると考えられます。

 私たちは、総合地球環境学研究所において、生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)の手法を広く社会に実現すべく、研究と実践に取り組むプロジェクトを実施しています。今回は、生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)の考え方や事例を紹介し、これからの時代の防災減災のあり方について議論するとともに、研究成果をどのように可視化していったらいいかということについても考えたいと思います。

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プログラム

18:00-18:10 「ファンダメンタルズ バザール」趣旨説明と講師紹介 18:10-18:30 話題提供

18:30-18:50 議論 18:50-19:00 Q&A

*当日の状況により、時間は前後する可能性があります

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概要

タイトル: ファンダメンタルズ トーク vol.10 自然の「恵み」と「災い」の関係を考える~気候変動時代の防災減災

日 時: 2021年5月30日(日)18:00-

会 場: オンライン開催(JACST 隣接領域と連携した広報業務部会 Youtubeチャンネル

対 象: 現代の美術に携わる方々、最先端科学を中心とした分野の研究者、中高生/大人

参加費: 無料

定 員: なし

申 込: なし

主 催: 科学技術広報研究会(JACST)隣接領域と連携した広報業務部会

共 催: 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

助 成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

協 力:  大阪大学大学院理学研究科




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