2022年3月19日 (土) から25日 (金) 発生、進化、生物学者の7日間、JR上野駅13番線ホーム (東京都台東区) において開催される「ファンダメンタルズ フェスminiーアーティストと科学者交流の過程の展示」。関連イベントをご紹介します。
アーティスト及び研究者の皆様、次年度のプログラム参加者を公募中です。ご参加ご検討ください。
プレイベント
会期に先立ち、アーティスト、科学者、学生・社会人の3つの異なる対象別に3つのオンライン座談会を実施します。各回に専門家を複数招き、ファンダメンタルズを場として広く議論を開きます。申込不要。無料。
美術篇「美術という”謎”」
日時:2月15日(火) 19:00-20:30
登壇者:沢山遼(美術批評)、中尾拓哉(芸術学)、星野太(美学)
社会篇「学知は”役に立つ”:価値の再考」
日時:2月25日(金) 19:00-20:30
登壇者:加藤哲彦(株式会社トイビト 代表)、西村勇哉(NPO法人ミラツク 代表理事 / 株式会社エッセンス 代表取締役)、深井龍之介(株式会社COTEN 代表)
科学篇「探究と架橋:基礎科学の可能性」
日時:3月10日(木) 8:00-9:30
登壇者:佐々田槙子(東京大学 大学院数理科学研究科 准教授)、初田哲男(理化学研究所 数理創造プログラム プログラムディレクター)、山極壽一(総合地球環境学研究所 所長)
会期中イベント
出展中の科学者・アーティストによるオンライントーク: 3月19日(土)-25日(金)各19:00から。申込不要。無料。随時アップデートしています。
視聴はファンダメンタルズ youtubeチャンネルから。
Aトーク
展示作品を媒介に、交流してきた科学者とアーティストそして哲学の方を迎えて対話を深めます。
3月21日(月・祝) 石津智大(神経美学)× Nerhol(アーティスト)× 桑原俊介(美学), 進行:阿久津弥恵 (JACST隣接領域と連携した広報業務部会/理化学研究所 脳神経科学研究センター アウトリーチ)
3月22日(火) 黒沼真由美(アーティスト)× Hannes Raebiger(物性物理学)× 山口尚(哲学). 進行:坪井あや (JACST隣接領域と連携した広報業務部会/カブリ数物連携宇宙研究機構 広報)
3月25日(金) 古谷咲(アーティスト)× 石河睦生(医用工学)× 梅田孝太(近現代ドイツ哲学), 進行:坂口愛沙(JACST隣接領域と連携した広報業務部会/大阪大学大学院理学研究科 URA)
Bトーク
交流してきた科学者とアーティストが、展示記録を媒介として対話を振り返ります。
3月19日(土) うしお(アーティスト)× 波多野恭弘(非平衡物理学)× 水元惟暁(行動生態学), 進行:坂口愛沙(JACST隣接領域と連携した広報業務部会/大阪大学大学院理学研究科 URA)
3月23日(水) 澤崎賢一(アーティスト)× 一ノ瀬俊明(都市環境学)× 岡田小枝子(JACST隣接領域と連携した広報業務部会/人間文化研究機構総合地球環境学研究所 広報室 准教授), 進行:坪井あや (JACST隣接領域と連携した広報業務部会/カブリ数物連携宇宙研究機構 広報)
サイエンスカフェ
参加科学者がそのサイエンスをわかりやすくお話しします。
3月20日(日) 冨田秀一郎(発生生物学), 聞き手:木村亜津(アーティスト), 前川紘士(アーティスト), 進行:坪井あや (JACST隣接領域と連携した広報業務部会/カブリ数物連携宇宙研究機構 広報)
3月24日(木) 湊丈俊(表面界面科学), 進行:長谷川麻子 (日本学術振興会WPIセンター )
こども向けオンラインプログラム
Presented by LITTLE ARTISTS LEAGUE x 隣接部会
ファンダメンタルズ フェスmini こども鑑賞会
ファンダメンタルズ フェスminiの展示をオンラインで鑑賞しながら、LITTLE ARTISTS LEAGUEが参加者のみなさんと一緒に考えます。これってなーに?科学者とアーティストは何がしたいんだろう?なんでこうなってるの?-決まった見方があるわけではない、今回の”アーティストと科学者交流の展示”。どのように鑑賞したら良いか戸惑いがあるかもしれません。科学者とアーティストが手探りで交流を重ねてきたように、私たちもまたこの展示を手探りで経験してみませんか?
※注意事項
本鑑賞会は少人数実施で内容を確保するとともに、より多くの方にその内容を体験してもらうことを目的とするために、当日の様子を記録し、個人を特定できない形に編集の上、一般公開の予定です。あらかじめご了承ください。
申込多数の場合は抽選となります。抽選結果と事前ワークについては3月18日(木)までにメールでお知らせします。
参加には、オンライン接続環境(zoomを使用)が必要になります。
概要・申込
日時:2022年3月19日(土) 10:00-12:00
実施方法:オンライン会議ツールZoomを使用
対象: 小学4-6年生
定員: 各回15名程度
参加費: 無料
申込: 以下のボタンから(締切17日)
こどもワークショップ:科学者とアーティストから学ぶ問う力(フラクタル篇)
事前にメールでお送りする、塗り絵に準ずる簡単なワークを、手を動かしつつ自宅で考えてみた上でご参加ください。当日は全体でそのワークを共有して考えることからスタート。古来、数と私たちとこの世界という現象をつなぐ不思議な性質として見出されてきた"フラクタル"。現代の科学者は、アーティストは、何を考え、何を目指しているのでしょう?アーティストと科学者、それぞれから届いたビデオレターを元に、考え方の断片を学びます。視野を広げたところでもう1つワークをし、最後に参加者全体で成果を共有します。
登壇者
角大輝(ランダム複素力学系・フラクタル, 京都大学大学院人間・環境学研究科(京都大学総合人間学部兼担)教授)
野村康生(アーティスト)
※注意事項
本ワークショップは、少人数実施で内容を確保するとともに、より多くの方にその内容を体験してもらうことを目的とするために、当日の様子を記録し、個人を特定できない形に編集の上、一般公開の予定です。あらかじめご了承ください。
申込多数の場合は抽選となります。抽選結果と事前ワークについては3月15日(火)までにメールでお知らせします。
参加には、事前に配布したワークシートをA4用紙に印刷、ワークシートへの取組み、色鉛筆、ハサミ、オンライン接続環境(zoomを使用)のご用意が必要になります。
概要・申込
日時: 2022年3月21日(月・祝) 15:00-16:00
実施方法:オンライン会議ツールZoomを使用 対象: 小学4-6年生
定員: 各回15名程度
参加費: 無料
申込:以下のボタンから(締切17日)
LITTLE ARTISTS LEAGUE
2016年設立のグローバルアートチーム。子供を対象としたアート性、デザイン性の高いアートプロジェクトやワークショップに対して、高い評価を得ている。アートを通じて、多文化、多言語、そして表現の多様性に触れることで、柔軟な発想とグローバルな視野を育む取り組みを行っている。本プログラムでは両日とも共同代表のルミコ・ハーモニーがモデレータをつとめる。 https://www.littleartistsleague.org/